2007年4月2日月曜日
大野豊が引退した由伸HR
いまNHKのテレビを見ていた。番組では、読売・高橋由伸(桐蔭学園高-慶応義塾大)のここ3か月を追いかけた特集が組まれていた。これまで、軸足の左足に体重を残した打撃をしていたが、右足を踏み込んだときに、その右足に体重が乗る打法を心掛けその練習を繰り返していた。そして、その成果がさっそく開幕戦で現れる。対横浜1回戦。1番打者の高橋は、相手エース・三浦大輔(高田商高)が放った初球を叩き、右翼スタンドに「初球本塁打」を放った。スタジオでそのVTRを見ていた大野豊(出雲商高-出雲市信金)さん。自身がプロ野球を引退する契機となったのは、「当時ルーキーだった高橋由伸に本塁打を打たれたことだった」と、そう語っていた。そんな世代交代のキッカケとなるシーンは、プロ野球にままあることのようだ。「怪物」江川卓(作新学院高-法政大)。今でこそタレント業に勤しんでいるが、選手時代は「怪物」と評された。そして87年、対広島戦で大学の後輩でもある広島・小早川毅彦(PL学園高-法政大)に右翼スタンドに本塁打されたことを機に引退を決意した。世代交代が厳しいプロ野球の世界。引退を決意する瞬間。そんなヒトコマが、これまで引退した選手一人ひとりの記憶に必ずあるのだろう。
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