2007年4月28日土曜日

法政敗退も大器・武内久士

東京六大学野球、第3週 法政大vs早稲田大の1回戦。先発は法政大・小松剛(3年・室戸高)、早稲田大・須田幸太(3年・土浦湖北高)。今季、投手陣に調子のない法政にとって、小松の踏ん張りがどうしても必要。一方の須田も、本来エース格のはずが東大との開幕戦、開幕投手を斉藤佑樹(1年・早稲田実)に奪われ、忸怩たる思いを抱いている(ハズ)。結果は法政打線を完封で抑え、須田が勝利投手となった。小松は2回に上本博紀(3年・広陵高)、5回は田中幸長(4年・宇和島東)にそれぞれ適時打を浴び、2点を失って7イニングでマウンドを降りた。テレビ解説の立教大・斉藤章児元監督のコメントでは、「小松君の課題は変化球の制球力」。--------------------------------------------------------余談だが、実況は上重聡(PL学園高-立教大-読売グループ※)。ピンチを迎えた投手の心理を、上重アナは解説の斉藤氏に尋ねた。すかさず斉藤氏、「上重さんはどう思います?」とオウム返し。予想外の切り返しに「開き直ることですね」と慌てて答えていた。どうやら、上重アナが立教大在学時の監督は解説の斉藤氏だったようだ(上重アナもやりずらいだろうな・・・)。※読売グループでは、選手や監督でもグループ内異動があるらしい。原監督が以前更迭された時も「グループ内異動」とナベツネさんはのたまわった。ゆえに、上重アナの巨人軍への人事異動もあるかも!?---------------------------------------------------------このゲーム、ボクが興味をもったのは法政大の2番手投手で登場した武内久士(2年・徳島城東高)。とにかく直球が速い。ふつうに150kmは出る。ただ、左足を上げた瞬間に上体がのけ反るような変則モーション。したがって制球がどうにも定まらず、「四球」を与えるか「(ボールを振らせて)三振」を奪うか、どちらかがハッキリしている。調べると、その速球が注目され、高校時代からプロのスカウトたちが武内目当てに押しかけていたそうだ。身長185cm、体重87kg、大きな体躯も魅力のひとつだ。この武内、高校3年の夏の徳島大会の戦績は調べられなかった。だが、この時に優勝したのは鳴門工高。甲子園では準々決勝まで進み、田中将大本間篤史を擁する駒大苫小牧高(のちに優勝)に敗れた。ついでにいうと、鳴門工高が甲子園の2回戦で対戦した香川・丸亀城西高のエース兼4番打者は、法政大の3番手投手で登板した藤田卓だった。

2007年4月25日水曜日

実名公表と隠蔽の不公平

じゃぁ、専大北上高早稲田大清水勝仁選手は何だったんだ、同様に、秋田経法大付高(現・明桜高)、東京ガス、木村雄太は何だったんだ?↓この記事を見てそう思った。西武調査委が最終報告=アマチュア関係者の実名公表せず-西武裏金問題今日の西武の記者会見。不適切なスカウト活動にかかわった球団関係者の実名は公表したものの、球団が金銭を渡したとされる高校、大学、社会人野球の監督ら延べ170人のアマチュア関係者や、契約金の前渡しなどの名目で裏金を渡していたアマチュア5選手などの実名は公表されなかった。その理由は、「個人を取り上げあるいは糾弾することは目的でなく、同様の問題の再発防止が主たる目的」だかららしい。だったら、この事件が発覚した際に真っ先に公表された、上記の2選手は何だったんだろう? 単純にそんな疑問にぶち当たる。まさか、その時は「個人を糾弾することが目的」だったのではあるまいに。

2007年4月22日日曜日

増渕、出場選手登録抹消

ヤクルトのルーキー・増渕竜義(鷲宮高)。残念ながら今日、出場選手登録を抹消された。22日の中日戦で5回4失点と、これまで14回1/3を投げて0勝1敗、防御率6.91と結果が出ていなかった。(スポーツナビ)そっかぁ~、残念だ昨日のゲームのことをブログに書こうなんて思っていたら、こんなことになってしまった。ライバルと意識する楽天・田中将大に、初白星は先を越されたけれど、まだまだ先は長い。焦らずに、じっくりと鍛えてほしい。遅かれ早かれ、キミはプロ野球界を背負って立つ男だ!

2007年4月21日土曜日

埼玉高校野球と明治大

【東京六大学野球】第2週 明治大vs東京大明治大 8-0 東京大明治大・水田裕(4年・愛知啓成高)、8回を投げ1安打ピッチング。東京大に圧勝した。さて、スコアとは別に注目したことがあった。埼玉高校野球の卒業生たち3人の名が、ズラリと並んでいたからだ。(※東京六大学野球HPより↓)-----------------------------------------------------[2] 田島一憲 (3年・聖望学園高) [H] 福本真史(4年・花咲徳栄高) [R] 山口将司 (1年・春日部共栄高) -----------------------------------------------------田島一憲。03年夏の甲子園、2年生の田島は背番号「12」をつけて出場。一回戦の香川西高戦を17-4で圧勝。続く二回戦は天理高を7-3で下したが、三回戦で江の川高に1-2で惜敗した。福本真史。03年センバツ。エースとして花咲徳栄高を引張る福本。準々決勝まで勝ち進み、アン投手(現・東芝)を擁する東洋大姫路高と引き分け再試合の熱闘を演じた。そして山口将司。まだ一年生ながら、代走で登場したようだ。山口、まだ2年生だったが、番号「14」を背につけて05年夏に甲子園に出場している。一回戦で相対したのは大阪桐蔭高。相手エースは辻内崇伸(現・読売)。当時も春日部共栄高のメンバー、ほかに鶴岡賢二郎(現・日体大)、射手矢大輔(現・共栄大)やプロ注目の斉藤彰吾(現・同校3年)らもいた。さて、この山口。昨夏も甲子園のキップに手が届きかけたが、埼玉県予選の準々決勝で、増渕竜義(現・ヤクルト)を擁する鷲宮高にサヨナラ負けした。※このゲームの内容はこちら

2007年4月20日金曜日

突然ヒーローに、狩野恵輔

今日の阪神ー読売戦。延長にもつれたこのゲームは、思わぬ伏兵の一打でケリがついた。延長12回、この回にやっと4-4の同点に追いついた阪神。なおも二死満塁とチャンスが続き、代打で背番号「99」をつけた狩野恵輔(前橋工高)が打席に立った。相手投手は豊田清(鈴鹿高-同朋大-西武)。その豊田が2球目に投げたフォークを振りぬいた打球、左翼線にライナーで飛び、グラウンドに転がった。狩野、プロ入り7年目にしての初安打がサヨナラ安打となり、伝統の一戦に決着をつけた。----------------------------------------------------狩野恵輔(かのう けいすけ)。ポジションは捕手(兼外野手)。昨年までの6年間の通算成績は、出場試合数5、7打数0安打。前橋工高3年の時、夏の大会で4本のホームランを打った。どうやら、その4本が群馬県予選の大会記録になっているようだが、甲子園出場はなかった。同じ群馬の同期生には、一場靖弘(桐生一高-明治大-楽天)や大廣翔治(桐生一高-東洋大-楽天)らがいる。そして前橋工高の先輩には、現阪神のスカウト・佐野仙好氏(中央大-阪神)がいる。雑誌『野球小僧』(白夜書房)では、狩野を次のように紹介している。「昨年はウエスタンで首位打者を獲得した「ポスト矢野」の最有力候補。今年は飛躍の予感、最初のチャンスを生かす心意気で」。まさに、チャンスを十二分に生かした格好だ。

2007年4月19日木曜日

突然ヒーローに、狩野恵輔

今日の阪神ー読売戦。延長にもつれたこのゲームは、思わぬ伏兵の一打でケリがついた。延長12回、この回にやっと4-4の同点に追いついた阪神。なおも二死満塁とチャンスが続き、代打で背番号「99」をつけた狩野恵輔(前橋工高)が打席に立った。相手投手は豊田清(鈴鹿高-同朋大-西武)。その豊田が2球目に投げたフォークを振りぬいた打球、左翼線にライナーで飛び、グラウンドに転がった。狩野、プロ入り7年目にしての初安打がサヨナラ安打となり、伝統の一戦に決着をつけた。----------------------------------------------------狩野恵輔(かのう けいすけ)。ポジションは捕手(兼外野手)。昨年までの6年間の通算成績は、出場試合数5、7打数0安打。前橋工高3年の時、夏の大会で4本のホームランを打った。どうやら、その4本が群馬県予選の大会記録になっているようだが、甲子園出場はなかった。同じ群馬の同期生には、一場靖弘(桐生一高-明治大-楽天)や大廣翔治(桐生一高-東洋大-楽天)らがいる。そして前橋工高の先輩には、現阪神のスカウト・佐野仙好氏(中央大-阪神)がいる。雑誌『野球小僧』(白夜書房)では、狩野を次のように紹介している。「昨年はウエスタンで首位打者を獲得した「ポスト矢野」の最有力候補。今年は飛躍の予感、最初のチャンスを生かす心意気で」。まさに、チャンスを十二分に生かした格好だ。

朝井秀樹も田中に続き勝利!

今日2000試合出場したヤクルト・古田敦也監督が、記念すべきそのゲームで暴言を吐き退場処分になった。あっ、いや。言いたかったのはそのことではない。もっと大きな事件があった。なんと、楽天がホークス相手に3連勝をしてしまったらしい...のだ。これは大事件だ。------------------------------------------------------先発は昨年阪神から移籍した牧野塁(山梨学院大付高-オリックス-阪神)。※牧野塁からリンクをはっているブログのゲームに、牧野投手が登板しており、そのすぐ後に楽天に移籍になりました。そして2番手で登板したのは朝井秀樹(PL学園高-近鉄)。4回と1/3を無失点に抑え勝利投手になった。この朝井、近鉄時代からずっとカーブを持ち味とした「期待の若手右腕」と呼ばれている。でもそれでいて、一軍と二軍を行ったり来たりを繰り返し、なかなか実績を作れないでいる。これまでの通算成績は、29試合、4勝10敗、防御率5.03。朝井、今日の勝利(今季初勝利)は通算5勝目となった。これも一昨日の永井怜(東農大二高-東洋大)、そして昨日の田中将大(駒大苫小牧高)ら新人コンビの活躍が大いに刺激になったのだろう。--------------------------------------------------------楽天、これで今季10勝目。球団創設3年目で初の本拠地同一カード3連勝というおまけもついた。一昨年は10勝するのに48試合かかったが、昨年は37試合、今年は21試合で到達。楽天の着実な前進を印象づける3連戦となった。(スポーツナビ)---------------------------------------------------------- 次々にヒーローが登場する楽天。今年はひょとしたら、ひょっとするかも知れない。野村監督、「投手が1人でも2人でもほしいときに救世主が出てくれると大きい」と喜んだ。

2007年4月17日火曜日

増渕竜義、4・15全記録

いつか見ようと思っていた増渕竜義、対読売戦のビデオ。さっそく今、ビデオ観戦している。4月15日、東京ドーム。【注目するのは、増渕vs読売打線】≪1回裏≫■1番・高橋由伸■3球続けて外角を狙い3球三振に。3球目のサインの交換では、捕手・福川将和のサインに何度も首を横に振り、投げた球はシュートだった。■2番・谷佳知■(そういえば、この人も読売に移籍したんだっけ)外角を狙った難しい球に、谷がうまく合わせて右翼前へ安打。解説の堀内恒夫氏によれば、「増渕は右打者の外角を狙うとき、シュート回転するのでそれが増渕の課題かも」と言っていた。■3番・小笠原道大■内角低めに投げた、これも難しい球を狙い澄ましたように右翼へ。だが球の威力につまったようで平凡なフライに終わる。■4番・イスンヨプ■真中に入ったフォークが、右翼手の左を抜ける二塁打に。堀内さんは言う。「増渕、すごいですよ。カウント1-3からフォークを投げています」■5番・二岡智宏■真ん中へ投げた直球、二岡がうまく合わせたが中飛。≪2回裏≫■6番・阿部慎之助■変化球が乱れ気味に見え、カウント0-3になったが直球を打たせ平凡な左飛に。■7番・脇谷亮太■カウント1-1から直球を投げ二ゴロ。■8番・ホリンズ■フィニッシュを力んでしまい直球が外れ四球。■9番・高橋尚成■増渕の投球を見て堀内さん、しみじみ語った。「この投手、良くなりますねぇ」。「投手として軸になる球を持っていることと、多彩な変化球がある。あと必要なのは経験ですね」。カウント2-1から投げた直球は二飛に。≪3回裏≫■1番・高橋由伸■初球を右腕に死球。■2番・谷佳知■送りバント。■3番・小笠原道大■初球、変化球が大きくすっぽ抜ける。3球目、外角へのシュートを極められる。カウント0-3から、外角高めの球を強引に中前打。■4番・イスンヨプ■増渕、力みはじめる。制球がままならない。高校時代も増渕のこういう場面を見たように思う。そして外角低めに落ちるフォーク。イスンヨプはただすくい上げただけなのに、打球は左翼スタンドに。「あの球を本塁打なら仕方がない」(堀内さん)■5番・二岡智宏■真ん中低めへの落ちる球、ゴロで中前安打。■6番・阿部慎之助■ど真ん中への直球を芯で捕らえられ、今度は右翼スタンドへ本塁打。■7番・脇谷亮太■堀内さんは「逆球が多くなった。なぜ左打者にシュートを使わないのだろ?」と指摘。外角へ投げた直球は三ゴロに。何でもない当たりだったが、三塁手・飯原誉士が一塁へ悪送球。■8番・ホリンズ■スライダーが真ん中に入り、左翼スタンドに本塁打。      ------ここで投手交代------増渕、本日の記録3回1/3、打者17、被安打7、被本塁打3、与四死球2、奪三振1、失点7「でも悲観することはないです。いいボールを持ってます。あとは組立を考えてて、上のステージに行ける投手」。堀内さん、そう言って今日の増渕を締めくくった。

2007年4月16日月曜日

楽天・永井と嶋の学生時代

楽天、珍しくホークスに勝利した。勝利投手は、プロ初先発・初勝利の永井怜(東農大二高-東洋大)。先日も西武戦で実績を残したが、今日は初めて先発し初勝利をもぎとった。女房役は嶋基宏(中京大中京高-國学院大)。この2人、今でこそチームメイトだが、昨秋の東都大学リーグでは覇権を争って対戦をしている。それは昨年9月2日。まだ一部入りしたばかりの國学院大vs東洋大1回戦。東洋大先発の永井は完投したものの、敗戦投手になっている。相対した5番・捕手で出場していた嶋、永井との対戦成績は3打数1安打だった。翌日の2回戦も相対したが、東洋大は継投しており、3番手で放った永井と嶋の戦績は不明。楽天イーグルスのサイトによると、嶋の「今までの野球人生の思い出の試合」は、大学4年の春の入れ替え戦の1部昇格をきめた試合、らしい。

2007年4月13日金曜日

東都野球連盟・事務局長

明日、いや今日、東京六大学野球の春季リーグが開幕する。日本テレビでは、早稲田大-東京大のゲームを地上波で放送予定らしい。引き金になった早稲田の斉藤佑樹もベンチ入りし、中継ぎで登板する可能性があるらしいから、ぜひ見てみたい。東京六大学リーグ、久々に盛り上がるか? テレビをつけた瞬間、スタンドに観客が溢れていたら、ボクはぶっ飛んでしまいそうだ。一方、開幕した途端に横浜・那須野巧の裏金事件が勃発した東都大学リーグ。母校である日本大・鈴木博識監督にも金銭授受があったとかいう疑惑まで持ち上がった。すぐさま、東都大学野球連盟は全日本大学野球連盟に対し、調査報告書を上申した。今日の日刊ゲンダイによると、上申後に開いた会見における東都リーグの白鳥正志事務局長のコメントが面白い。「もう(この問題は)これで終わりだ。フフフ・・・」。ちょっと信じられないが、調査報告書をまとめて上部団体の全日本大学野球連盟に報告書を提出したのだから、この問題はもう終わりにしましょう、フフフ・・・といった意味らしい。野球界は「裏金問題」でプロ野球、社会人野球、大学野球、高校野球、シニア・リトルに至るまで大騒ぎである。どこまで事実が明らかにされるのか、もしくは蓋をされるのか。この大狂騒曲、しばらく終わりそうもない。

2007年4月12日木曜日

専大北上だけ、なぜ処分?

横浜球団と那須野巧(駒場学園高-日本大)に絡む「裏金」事件。昨夜は恩師でもある日本大・鈴木博識監督も3千万円を受け取ったとの情報が流れたが、今日になり那須野も鈴木監督も、その報道を否定した。そうですか!?いや、それよりボクは岩手・専大北上高の処分が気になる。西武球団の早稲田大・清水勝仁への裏金事件に端を発して、清水の出身校である専大北上高への処分が来週発表されることになった。そのため、今日は専大北上高関係者たちが大阪にある高野連を訪ね、事情説明を行った。説明を受けた高野連・田名部和裕参事は、「これまで入手していた内容と合わせ、ほぼ全容がつかめた。除名とは言わないが、それに値する」との談話を発表。除名にあたる処分とは何ぞや?長期間にわたる公式戦出場停止だろうか?だとすれば、現役の野球部員たちはどうなるんだ?ボクの故郷は専大北上高のある岩手県。星のかずほどある全国の高校の中で、なぜ専大北上だけが処分を受けるはめになるのか、まるで腑に落ちない。この専大北上高、地元では強豪校のひとつ。ヤクルトの畠山和洋や梶本勇介らを輩出している。だが、ボクが専大北上高で思い出すのは、72年のセンバツ。エース・畠山司を擁して甲子園で(たしか)2勝した。当時の岩手代表校が甲子園で勝つことは極めて稀であり、2勝するなど空前絶後の、まさに「事件」だった。あの緑色をベースにしたユニフォーム、また早く見れることを祈りつつ。

2007年4月9日月曜日

楽天・永井と東都大学開幕

一昨日の楽天-西武戦。楽天が1-4で西武の新エース・涌井秀章(横浜高)を相手に敗れたが、成果もあった。それは、ルーキー・永井怜(東京農大二高-東洋大)の好投。3番手で登板し、3イニングを被安打0、無失点に抑えた。同じ日、永井が昨年までプレーし続けた東都大学リーグが開幕した。ボクの注目は、まだ1年生の亜細亜大・本間篤史(駒大苫小牧高)。いうまでもなく、高校時代は超高校級のスラッガーとして鳴らした。一軍クラスが参加するキャンプには呼ばれなかったが、しっかりと開幕カードのスタメンに名を連ねた。打順は8番、ポジションは左翼手。この気軽に打てる打順が功を奏したか、一昨日の開幕戦は4打数1安打、昨日が3打数1安打と、まずまずの成績でスタートを切れた。そういえば。今でこそクリーンアップの一角にデンと座る中田亮二(2年・明徳義塾高)。昨年は下位打線に下げられることがあった。そんな時、中田は監督に直訴したという話を聞いたことがある。「こんな打順ではやる気がでない。主軸を打たせてほしい」。中田、当時はまだ1年生だった。が、監督は直訴に従い、翌日に3番に打順を変更したという逸話がある。言った選手もすごいが、監督も偉い。ボクの知る限り、中田は実績をちゃんと残している。本間も監督に直訴してみてはどうだろう。8番なんてイヤだ。4番を打たせてほしい、と。ま、結果の保証はないけれど。

2007年4月7日土曜日

斉藤佑樹オープン戦2勝目

早稲田大・斉藤祐樹投手が、オープン戦の最終ゲームである対JFE東日本戦に4番手で登板し、勝利投手となり2勝目を挙げた。実際には同点で迎えた8回に1イニングを投げただけ。その回を無難に抑え、直後に味方打線が追加点を挙げて、勝利投手の権利が転がり込んだ格好だ。運も実力の内。今日の継投がどうだったのかわからないけど、先月31日に行われた社会人対抗戦。対かずさマジック戦では、早稲田のポイントとなる投手たちの継投が見られたようだ。須田幸太(3年・土浦湖北高)が先発し、辻哲史(4年・上宮高)、大前佑輔(2年・社高)、松下建太(2年・明徳義塾高)斉藤佑樹(1年・早稲田実)、福井優也(1年・済美高)。高校野球の世界では、それぞれ名を成した精鋭ばかりである。決して早稲田を応援しているわけじゃないけど、14日の開幕が楽しみだ。--------------------------------------------------------※かずさマジックのコーチに、元ロッテの初芝清氏が就任しているようだ。

2007年4月5日木曜日

ファンあってのプロ野球

夕方、たまたまNHKテレビを見た。琴冠佑(ことかんゆう)という力士がいた。最も遅い出世で新十両に昇進し、昨秋40歳7か月で引退した。現役力士では45歳の序二段・一ノ矢に次ぐ最年長だった。出世の遅い力士ゆえ目立つ存在ではなく、もちろんファンもいなかった。そんな琴冠佑が新聞に紹介された記事を偶然に読んだ読者のひとりがファンになった。広島に住む栗栖晶(くりす・あきら)さんがその人。知的・身体的障害をもつ、この30歳の青年が強力な味方になり琴冠佑にいつも手紙を綴り、琴冠佑に勇気を送りつづけた。一方の琴冠佑も、障害に悩む晶さんを支えつづけた。「親戚の結婚式に呼ばれることがない。寂しいけど仕方がない。でもワシの存在自体を忘れられるのはイヤ。みんなと同じ空気を吸って生きているんじゃけえ」。時に挫けそうになる晶さんに「前を向いて生きよう!」と、琴冠佑が語りかけていた。夜のニュースでは、ホワイトソックスの井口資仁が心臓手術のために渡米した少年の病室を突然に訪れ、激励したという報道があった。その少年、以前から井口選手の大ファンで、これから難手術に向かうに際し、「大きな勇気」をもらうことができたのだと思う。プロスポーツ選手。かように、ファンに与える影響力は大きい。残念なことに、西武ライオンズの発表では、新たに5人の選手に「裏金」を渡していたということらしい。公式戦が始まった今、該当する選手は気が気ではないだろう。その選手名、いま公表すべきか否かが話題になっている。でも、問題はそんなことではなく、プロスポーツはファンに支えられているということを、まず再確認し根本から立て直すことだと思う。

2007年4月4日水曜日

根来氏、俗論に従っただけ

驚いた。何をと言えば、根来コミッショナー代行の発言。もう根来代行のことを書くことに飽きたのだけど、今日の日刊ゲンダイを読んで、再び書くことにした。昨日開催されたプロ野球実行委員会。いくつかの議題について承認はされたようだ。が、肝心の「裏金問題」については、違反した球団は最大2年間にわたり指名できない旨の罰則規定を決議をしたものの、今回の西武に対しては何らお咎めはなかった。なぜ?だとすれば、東京ガス・木村雄太投手と早稲田大・清水勝仁選手を処罰するだけか? この2名だけとは、いかにも「トカゲのしっぽ切り」みたいだ。彼らは、少なくとも自ら金銭を要求したわけでもないし、主犯ではないと思う。ボクはある意味、彼らは被害者だとさえ思っている。なぜ西武にお咎めがないかを問い詰めた報道陣に、根来代行はこう言い放った。「希望枠撤廃だって俗論に従っただけだ」。・・・・・・・・(ん?)どうやら、希望枠も撤廃したくなかったが、世間の「希望枠を撤廃せよ」という俗論(=世論)があったから、仕方なく止めたという意らしい。俗論とは、辞書を調べると、「世俗のつまらない意見。卑俗な議論」を言う。拝啓、根来様。裏金の温床になる希望枠を撤廃せよ、という声を一般社会ではふつう「正論」といいます。そして、何ら真実にメスを入れず、なぁなぁでことを済ますために開く寄り合いを、一般に「俗論」といいます。どうかこれを機会に覚えておくほうがよろしいでしょう。                      敬具

2007年4月2日月曜日

大野豊が引退した由伸HR

いまNHKのテレビを見ていた。番組では、読売・高橋由伸(桐蔭学園高-慶応義塾大)のここ3か月を追いかけた特集が組まれていた。これまで、軸足の左足に体重を残した打撃をしていたが、右足を踏み込んだときに、その右足に体重が乗る打法を心掛けその練習を繰り返していた。そして、その成果がさっそく開幕戦で現れる。対横浜1回戦。1番打者の高橋は、相手エース・三浦大輔(高田商高)が放った初球を叩き、右翼スタンドに「初球本塁打」を放った。スタジオでそのVTRを見ていた大野豊(出雲商高-出雲市信金)さん。自身がプロ野球を引退する契機となったのは、「当時ルーキーだった高橋由伸に本塁打を打たれたことだった」と、そう語っていた。そんな世代交代のキッカケとなるシーンは、プロ野球にままあることのようだ。「怪物」江川卓(作新学院高-法政大)。今でこそタレント業に勤しんでいるが、選手時代は「怪物」と評された。そして87年、対広島戦で大学の後輩でもある広島・小早川毅彦(PL学園高-法政大)に右翼スタンドに本塁打されたことを機に引退を決意した。世代交代が厳しいプロ野球の世界。引退を決意する瞬間。そんなヒトコマが、これまで引退した選手一人ひとりの記憶に必ずあるのだろう。