2007年5月27日日曜日

法政大、中京大中京トリオ

東京六大学野球、明治大-法政大2回戦。昨日の1回戦に引き続き、明治大が勝利。「逆転V」に僅かだが希望を残した。そのためには、来週行われる早慶戦で慶應義塾大が早稲田大に連勝することが必須の条件となる。今日の試合、優勝の望みはないものの、最後に一矢報いたい法政大はエース・平野貴志(桐蔭学園高)が久しぶりに先発した。だが平野、どうにも落ち着かない。初回早々に1点を失い、なおも満塁のピンチで打席に謝敷正吾(大阪桐蔭高)を迎える。平野が投げたのは、外に逃げる変化球。それを謝敷はきれいに左中間へ弾き返し、走者一掃の二塁打を放つ。事実上、勝負はこの時に決まった。この春季リーグ、法政大にとっては何も良いことはなくシーズンを終えた-------------------------------------------------この対明治大2回戦。法政大のメンバーには、3人の中京大中京高OBたちがいた。渡辺哲郎(4年)、伊藤暢啓(3年)、亀谷信吾(2年)。渡辺哲郎、02年センバツで捕手として、甲子園に出場している。エースは中根慎一郎(慶応義塾大-三菱重工名古屋)、そして二塁を守っていたのは現・楽天ルーキー捕手の嶋基宏(國学院大-楽天)。豪華メンバーだが、一回戦で西村健太朗(現・読売)を擁する広陵高に完封負けを喫した。そして伊藤暢啓と亀谷信吾、一緒に04年夏の甲子園に出場している。一回戦で明豊高、二回戦で浦和学院高を破り、三回戦では静岡・東海大翔洋高に苦しみながら逆転勝ちをした。調べてみると、その試合後の伊藤暢啓主将のコメントがあった。「せめてアイツにいい報告がしたかった。だから勝ててよかった」と。アイツとは亀谷信吾のこと。主軸だった亀谷、大会中に発熱し一時は入院。退院後も「球場に入ってはいけない」とドクターストップがかかり宿舎のテレビで仲間のプレーを見守っていた。この時の中京大中京、結局準々決勝で済美高に敗れる。済美の投手は、現・早稲田大の福井優也だった。