2007年6月3日日曜日
斎藤へのボクの認識変遷を
今日、早慶戦の第3戦が行われた。結果は7-2で早稲田大が勝利し、完全優勝を決めた。今日の登板はなかったが、早稲田大・斎藤佑樹(早稲田実)は4勝0敗の実績を認められ、ベスト9<投手部門>に選ばれた。一年生ながら投手部門で選ばれるのは、極めて異例らしい。----------------------------------------------------昨夏の甲子園以来、斎藤佑樹(早稲田実)のことを何度も書いてきた。この春季リーグが始まるまで、ボクは斎藤という投手がいったいどんな実力の持ち主なのか、よくわからなかった。昨夏の甲子園から現在に至る10ヶ月間の「ハンカチ王子」こと斎藤佑樹のことを、このブログを通して振り返ってみる。題して「勝手に振り返る、ハンカチ王子の10ヶ月間!」(1)昨夏、甲子園の決勝戦を書いた。【決勝、互いに譲らず引き分け再試合へ。駒大苫小牧vs早稲田実】 (2006.8.20)この頃、ボクは斎藤よりも駒大苫小牧高・田中将大(現・楽天)に興味があった。一方の早稲田実、ホークスの王貞治監督の病気入院とセットで報じられることが多くて違和感があった。「王さんにとっても、早稲田実にとっても迷惑じゃないの?」と。(2)プロ入りに気持ちが傾く斎藤佑樹に家族会議が開かれる。【早実・斎藤家の家族会議をテレビが生中継したら面白い】(2006.9.6)この頃、「ハンカチ」人気が過熱の一方。そんなとき、プロに行くか進学するかの家族会議が開かれるという報道が相次いだ。「本当にプロに行ける実力があるの?」とダイレクトに書くのは憚れるような世の中の空気があった。だからボクの疑問を斎藤のお父さんに代わりに言わせたのが、この日のブログ。(3)早稲田大に進学を決め、入学前から練習に参加していた斎藤が風邪でダウン。翌日はスポーツ紙の一面でそのことが扱われる。【風邪で一面に登場できる人】(2007.2.11)斎藤人気は、その実力が評価されてのことではなく、あくまで営業上の、いわば「オトナ」の事情で仕立てられたアイドルではないの? と思って書いたのがこのブログ。風邪をひいて一面に登場できるのは、斉藤とそのころ来日していたチリ人妻のアニータ・アルバラードぐらいだろ、と皮肉ってみた。(4)春季リーグ開幕、対東大戦の開幕投手は斎藤佑樹。【斉藤佑樹、開幕登板!】(2007.4.14)いかに東大が相手でも、一年生投手が開幕戦に登場するとは?早稲田大・應武篤良監督がテレビ局やらの「営業上の」圧力に屈したのかしらん? なんて思ってしまった。 (5)対法大戦。たまたまボクはネット裏で斉藤投手の投球を見ていた。【斉藤佑樹が見せた安定感】(2007.4.30)正直言って、この時から斎藤に対してのボクの見方は変わった。法政相手に、こういった安定した投球ができるのかと!そして立教戦、明治戦にも好投を続ける斎藤。(6)明治大・謝敷正吾(1年・大阪桐蔭高)を三振に斬ってとる変化球も素晴らしかった。【斎藤佑樹と謝敷正吾、再び】(2007.5.21)----------------------------------------------------------そして今週、慶應義塾大を相手に勝ち投手になり4勝目を挙げた。一般的に、プロに行ってからから伸びるのは「荒削りな投手」だと聞く。そのほうが「伸びシロ」を期待できるからだという。その伝でいくと楽天に入団した田中将大などは適例だと思う。一方の斎藤佑樹はどうだろう? その辺にまだ疑問が残る。直球も速いし、多彩な変化球も頭脳もある。ある意味、すでに完成された感のあるこの投手は、プロに行った後どんな「伸びシロ」が期待できるのだろう?いや、今のままでも十分にプロで通用するのかな?